11月22日 1.2.3歳合同
小さい組の仲間が増えて、まだ名前と顔が少し曖昧だったが、今日の保育だけでも大分個性がわかってきた。まだそんなに言葉を発しない子たちと接するのが久しぶりだったので、行動から何を考えているか察するのが楽しかった。泣いて自己主張するのもかわいらしく、小さな手で、わたしの人差し指を握ってくるのがかわいかった。。
大きい組さんはたくましく、小さい子を気にしてくれていて助かった。
母と離れて泣いている子に、ウミホが「お弁当たべたらママにあえるよ」と言っていて、夏前はウミホが「お弁当たべたらママに会える?」とずっと泣いていたのを思い出して、出発早々に感慨深くなる。
ミオはイブキのリュックが気に入ったようで、ちゃっかりイブキのリュックを背負って遊んでいる。イブキは困ってミオのリュックを持ってお父さんに訴えていて、言葉で説明しないけど、表情からイブキの気持ちがよくわかった。
ピッコはレン、アカツキと先頭組にいるのが楽しい様子。ときどきカイ、カエも加わっていた。
峯山からの戻る道で、ハアチャンが根笹を横に倒して踏切ごっこをする。みんなが通るまでやりたいようで、最後尾がとおるまで根気強く待っていた。
お昼ご飯は、菜飯おにぎりと里芋に大根、ピーマンとなすのおかず、大根の皮のきんぴらと、贅沢な収穫祭だ。子どもたちの食べるスピードから、好きなものと、苦手なものがわかる。大根は残っているけど、おにぎりがおかわりしたい…など無言でも伝わってきた。
まわりにつられてカイがおにぎりのおかわりをもらいにきたけれど、お弁当箱にはまだおにぎりもおかずも残っていて、「まだはいってるわよ」と言われてちょっと不満そうなのがおかしかった。
ミオはゆっくりだが、ひとつずつ確実に食べていて、他の子が終わって遊びだしても、おにぎりを2回おかわり。追い上げるマラソンランナーのようだ。
イロハは疲れて眠いのだろう、相川さんの膝によりかかりながら、好みの味のものから食べていて、見た目から味がわかるのね、と感心した。
今日のトシロウは大きい組とかかわるより、静かに後方にいた。お弁当のあと、コニがトシロウと関わりたい様子でトシロウをおいかけるが、トシロウはいやだったのか、私のそばに来て無言で涙している。泣いているトシロウに、コニが「どうしたの」としきりに聞いていた。一方通行。いずれトシロウも言えるようになるだろう。
全合同は、先頭から最後尾まで列が長くなるし、身軽には移動できないけれど、大きい子たちにとっては自信になったり、小さい子は面倒をみてもらっていずれ自分もできるようになりたいと思ったり、この前まで泣いていた子は、新しい子が泣いているのを見て泣かなくなったり、また大人は、今の大きい組もあんなに小さくてかわいかったのだ(!)など思い出し、とてもよい時間だと思った。はいったばかりでよく泣いていても、みんな泣かなくなり、山歩きを楽しむようになるのを見てきたから「大丈夫だよ」と今は思う。
料理、おにぎり、ありがとうございました。とてもおいしくいただきました。
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