2024.03.07 04:15日誌抜粋~子どもの可能性開始早々、フウトとエマは行きたくないとぐずりモードだが、少し経つとすぐに気を取り直す。野村のすぐ裏手左側の背の高い草木のところに来ると、みんなが中に入りだす。中心部の木々の周りを囲うように草のトンネル(藪漕ぎされたもの?)ができていた。ミオとトシロウに「とーちゃんも来て」と言われたので入ってみるが、大人はかなりしゃがまなければならずしんどい…。途中に分かれ道があり、木々が茂っている中心部に繋がっていた。木々の中は、なんとなく静かで木漏れ日が差し、秘密基地のような感覚。ついついみんなと長居したくなるが、まだ始まったばかり。「そろそろ行くよ〜」というと「は〜い」と出てきたヒカリ、ルカ、カイ、イブキの4人。竹林の途中でベンチを発見。先の4人とアミが「きゅうけ...
2024.03.05 06:00日誌抜粋~みんなでひな祭り今日はひな祭りで全合同。少し雲行きは怪しい。ピッコ、ハルカが遊んでなかなか進まない。ハアちゃんが呼びにくる。枯れ葉をかき分けてお尻滑りも上手に野村を降りた。大きい組が私にお泊まり会が楽しかったと話してくれた。相川さん家に着くと、すぐお部屋に入れてもらい雛壇の説明を相川さんが始める。子どもたちは質問をしながら、右大臣!などくりかえしたりしながらよく聞いている。「うれしいひなまつり」を歌い出すと楽しそうな顔でお雛様を観察している。終わると庭畑にでて、最後のブロッコリーを収穫。小さい組を追いかけて日当たり口に向かうと声が聞こえてきた。一歳組のアンちゃんも段差が高いところは後ろを向いて上手に降りている。少し前まで聞けなかったおしゃべりもするようになっている。ア...
2024.02.20 05:00日誌抜粋~春菊とのらぼう菜の誕生会ケーキ梅林に着くと、梅の花びらが桟橋に水玉模様のように落ちていて、とても綺麗。ミオやアミが早速お花に興味を示していた。昨日の雨で、土が湿り、梅林の前は絶好の泥団子スポットにカエデ、イロハ、ルカが早速作り始める。それを見に来た他の子達も楽しそう。ずっと泣いていたエマも、泥に触れた途端、急に気分が切り替わり、そこからご機嫌で過ごしてました。イサやソウタロウはあまり泥に興味が湧かなかった模様。谷戸広場に向かう途中の別れ道。崖に向かうチームと日当たりの道を選ぶチームに分かれる。自分で好きな方に進んで行く。最後は皆んなで崖に集まり、崖滑りを楽しんでいました。ヒマリとソウタロウが何やら、話している。どうやらこの靴は誰のだろう、と相談しているみたい。結局、誰の靴か分かり、...
2024.02.15 21:30日誌抜粋~当番母の葛藤1歳組と大きい組の合同で、癒されに行く気持ちで当番に入ったが、当番として試された日だった。 当番中は「当番としてじゃなく母としての言葉掛けになってないか。喧嘩の奨励と土の匂いの子の本にはあったが、片方が喧嘩を嫌う場合はどんな言葉掛けができるか」と自問していた。 理由はわからないが、いつもは仲良い2人が今日はハルキがハルカにちょっかいを出し周りも便乗。ハルカは始終大泣き。当番としては見守っていたい。が、執拗な攻撃にも関わらず「はぁちゃんが泣いちゃうから」と笹を振り払うこともやり返すこともせず(ハルカなりの愛なのか?)、やられるがまま大声で泣くのみ。それでもちょっかいに拍車がかかる。「相川さん先にいっちゃったな」など、気を逸らす言葉掛けをしたが、果たしてそ...
2024.02.02 08:20日誌抜粋~冬をたのしむ凍えるような寒さの中の保育。朝ぴっことひまりが薄着で来た為寒いと母から離れられない。ぴっこはいぶきに暖かそうな長袖を借りて気持ちを持ち直せた。ひまりはどうしたのだろうか。前日沢山歩いたので今日はのんびり谷戸を歩き寺分の畑で野菜の収穫をする。はあちゃんは今日は谷戸を歩くだけだねと笑顔で話す。寒さで凍えるのかぴっこといぶきはいつもよりゆっくりのペースになる。はあちゃんとトシロウは知子さんと変わらずどんどん進む。前日が暖かかった為つららはできていなかった。少し期待していたので残念。みんなで寒い寒いと呟いていると知子さんからおしくら饅頭をやろうと声が掛かる。背中合わせに丸くなり大きな声をだし全力でおしくら饅頭をするとだんだん体が暖まってきて子ども達にも笑顔が戻...
2024.01.16 01:22日誌抜粋~育ち合いができる環境ピッコの卒会までに当番に入れるのは、実はもう数少ないのでは!?目に焼き付けなければ、とハッとして無理やり入れてもらったお当番。 快晴で一月とは思えないほど温暖。野村で鏡開き。季節の行事も1人じゃこんなに味わう機会は作れない。小さい組が、木魚のように餅を叩いている様子が可愛らしい。大きい組は、日当口まで歩く。野村の山道から車道に出る段差ではるかが固まる。いぶきや、ピッコが手を貸そうとするが頑なに動かない。でも、みんな各々のんびりずっと待つ。はるかなら降りられるはずの段差と思っていたのかな。普段の生活で、手を出したり、早く!と言ってしまっているなぁと反省した。日当口から小さい組と合流した山道、前よりも泣いている子が少なくみんな着々と前に進んで行くので驚いた...
2024.01.09 08:30日誌抜粋~小さい組 - 冬休み明けの谷戸歩き1月とは思えない暖かい気候の中、ウキウキと庭畑から始まった。里芋を掘り、ポキポキみんなで折って収穫した。日当口から、順次階段を進む。冬休み明けだからか、何処かしらで泣き声がちらほら、ゆっくりのスタートとなった。根っこをつかむ登り道ではミオが「登れない」と呟き動かない。後ろからイサ、ニコ、リツと続きミオを抜かしていく。やっと力を出し誰の力も借りずミオも登れた。何度も助けを求める目線を感じたが、みんなの日誌で私は知っている。ミオはなんだって1人でできるんだ。だけど今日はリュックがないから、ずっと腰に手を回して歩いているミオが少し不安そうで愛おしかった。カイとフウトは先頭を走っていき行ったり来たり。見えなくなる事も多々あり、待っててねー!と伝えたら「橋のとこ...
2023.12.19 13:08日誌抜粋~シンプルな関係性今日は12月?と思うくらいの寺分畑は暖かい日差し、虫探しに夢中のトシロウも、朝行き渋りが激しく気乗りしていないハルカも、知子さんが声をかけると集まってきて全員で1つのカリフラワーとブロッコリーを収穫。その後はいつも通りの元気なハルカ、最後尾でヒカリとおしゃべりを楽しみながらゆっくりベースで歩く。速めに前を進むトシロウとイブキは後ろを待っている間、花を摘んだり、竹の皮を武器にして戦ったり二人仲良く遊んでいる。今日のハルキはヒカリに対してあたりが強い(昨日もだったらしい)。何かと「ぴっこはダメ!」と言って通せんぼうしたり、ハルカを優遇して仲間外れにしようとするが、ヒカリは上手いことかわしていく。ししいしでは橋を渡りたくて「どいて!」とハルキが強い口調で何度...
2023.11.30 10:43日誌抜粋~子どもたちから教わること今日は晴天。20℃を超える程の少し暑いくらいの良い天気。野村の集合場所から山道に入る。ヒマリが分かれ道もどんどん進み、カナさんが探しに行くことに。1歳組のヒマリだけど、足が速くてすばしっこくて驚いた。皆んながそろったところで、山道の斜面をどんどん下っていく。笹や色々な葉っぱで視界が見にくいけれど、カイとフウト、リツがどんどん先頭を行く。エマは葉っぱが顔に当たるのが嫌なのか、「ママ、ママ」と泣きながらがんばって歩いていた。途中、カイがエマを葉っぱでつついてさらに泣いてしまった。フウトが「エマは葉っぱ嫌だからやめなよ」と止めていた。 リツは相川さんや他の子を探しに戻ったり、また進んだりを繰り返していて、たくましくて体力があるなぁと思った。アンナにとっては上...
2023.10.30 10:59日誌抜粋~大きい組 - 心情の揺れ動き送り車から降りて北鎌倉の駅裏を線路沿いに歩いていると、金木犀のいい香りがする。すかさずサリは「うちに金木犀植えたんだ」と嬉しそう。そういえば森戸川の時も金木犀を植えた話をしてくれた。植えた時楽しかったのだろう。左手の小道の階段を歩いていくと、神社が見えてくる。みんなで「はぁちゃん、元気になりますように」と神様にお願いをした。結局この日は神社の前を3度通ったのでみんなで神様に3回お願いしたことになる。はぁちゃん、元気になったかな。いざこざがあったのは行きの狭い一本道。一本道は一度揉めると逃げ場がないので荒れやすいが、この日もそういう日だった。もう秋だというのに弱り果てて逆にしつこい粘着質な蚊が藪をウヨウヨしていた。ハルカは「蚊に刺される」と言って早く前へ...
2023.09.26 09:08日誌抜粋~海あそび2学期初日。1歳組は庭畑、2歳組と大きい組は寺分畑、と分かれて収穫をし、海へ向かう。ピーマン、ナス、ミニトマト。酷暑を乗り切った野菜たち。小さくても実りあり。父母による夏休みの水やり、草取りに感謝。ミオは泣きながら”すぐとっとにあえる?”と手を引くアイさんに聞いていたが、野菜を採る段にはケロリ。サリは収穫袋を離さず、採った野菜を手に持っている子に”はいここに入れて”とお姉さん気取り。海へ向かう道では誰も泣いたりせず、みんな手を繋ぎなかよし、穏やか。夏休み明け、意外にも波乱なし。1番に裸になりすぐに駆け出すトシロウ、イブキ、続くぴっこ。すぐに相川さんが海へ行ってくれるが、早い3人を追いかける。波を満面の笑みで体に受け、^_^ぐんぐん進む。トシロウが早い。...
2023.07.11 13:24日誌抜粋~夏のごちそう久しぶりの海当番‼︎2年ぶりでルカとは初めてだ。全合同の当番も久しぶりだ。光明寺から出発すると、まだまだ周りが見えていない小さい組はワラワラと足並み揃わず。そんな中大きい組がさっとやって来て、ぐずるルカの手をサリが繋いでくれたり、コニが危なくないよう目配せをしている。ママ!と来た道を指差すリツに、貝があったよ!ママにお土産にする?と聞くと、その時ばかりは興味を示し、貝を覗き込む。波打ち際のみんなの所へ行ってみると、なんとそこにはミニ水族館が。溜めた水の中には、様々な貝を背負ったヤドカリや、ヒトデがたくさんたくさん動いていた。浅瀬の波の中から見つけ出し、サリやアミが得意げに捕まえて来てくれる。ヒトデなんて砂と同じ色で波でよく見えないのにソウタロウも捕まえ...