日誌抜粋~海あそび

2学期初日。

1歳組は庭畑、2歳組と大きい組は寺分畑、と分かれて収穫をし、海へ向かう。

ピーマン、ナス、ミニトマト。酷暑を乗り切った野菜たち。小さくても実りあり。父母による夏休みの水やり、草取りに感謝。

ミオは泣きながら”すぐとっとにあえる?”と手を引くアイさんに聞いていたが、野菜を採る段にはケロリ。サリは収穫袋を離さず、採った野菜を手に持っている子に”はいここに入れて”とお姉さん気取り。

海へ向かう道では誰も泣いたりせず、みんな手を繋ぎなかよし、穏やか。夏休み明け、意外にも波乱なし。

1番に裸になりすぐに駆け出すトシロウ、イブキ、続くぴっこ。すぐに相川さんが海へ行ってくれるが、早い3人を追いかける。波を満面の笑みで体に受け、^_^ぐんぐん進む。トシロウが早い。心配になり4人で手を繋いだのは一瞬。イブキが、”いぶきはじぶんで!”と手を離す。胸を打たれた。

砂で遊び込むカエちゃんに、”すごく成長したね”と知子さん。ルカとイロハは仲良く砂のお店屋さんごっこ。2人とも相川さんがやるように脚に砂を落として真っ黒。アミは時々みんなから離れてふら〜っとお散歩かな。自分の世界へ。帰る頃に波打ち際で足をちゃぱちゃぱ、にこにこ。自分の世界と言えばふうちゃんか。砂遊びも、行き帰りの道も、彼の世界がある。

はるかは、砂のお団子作り。にんまり顔して石のスプーンでわたしの口へ運んでくれた。

はあちゃんは知子さんの側が安心でも、時々1人で波と豪快に戯れてる。かいは砂の上に寝転んでごろんごろん転がり笑ってる。りっちゃんは相川さんが海へ入って行くたび泣いて砂浜へ呼び戻したい。早めに着替えると1人で海へ走って行ったのは、服を着て安心したからかな。えまは1日ゆっくりさんで、何かを考えるように静かに歩いていた。いさくんは貝を拾っては笑って見せてくれ、ひまりは貝を砂に隠しては”みてー!”、見つけては”あー!”。


今回の当番では、母たちの首尾よい動きに圧倒された。畑へ海へと送り、係は仕事へ、野菜は調理へ、そして時間をみて配達。帰りもまた野村へと車を走らせくれる。改めて、大変なことをしていると思った。

海のあとの手料理野菜は格別においしい。母たちの愛が詰まった野菜たちが尊い。

当番として子どもたちと夏の海を満喫した1日。その影に偉大な母たちあり。保育者さんたちあり。

みなさん、いつもありがとうございます。

エリー

青空自主保育なかよし会

青空自主保育なかよし会は、子どもたち、親たちの仲間づくりをしよう、豊かな鎌倉の自然のなかで思いっきり遊ばせようという趣旨のもと1985年に始まった会です。鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています。潮の香り、土の匂いを全身で感じながら、子どもたちと一緒に鎌倉の四季を楽しんでいます。