日誌抜粋〜夏は海へ〜

9月10日(合同保育)
    記録史上1位の最大瞬間風速をもった台風が去って2日目になる今日は、青い空が突き抜けるような日で申し分のない海日和。子どもたちは海の香りがする方へと先を争うように駆け出す。新人のアサキまで「うみ、うみ、」と小さな指を海の方へ指しながら走り出す。
   久しぶりの大きい組との合同。最後尾で到着すると既に裸になり遊んでいる大きい組。そのうちの1人、テッペイに「手伝ってくれる?」と声をかけると、「わかった!」と一声。アサキの服を一枚一枚脱がせ、あっさりと裸に仕立てた。
   ナツメがどこからか海藻を引っ張り持ってきた。初めはカイトとその海藻を取り合いしていたが、そのうち別の遊びを見つけたようだ。ちぎった手頃な海藻を海に落としてまた探す遊びだ。簡単な遊びでも海ではそうはいかない。波にもってかれたり、潮に引かれたり。波が来るとたちまち見えなくなり、一瞬で驚くところに浮かんでいたりする。潮の満ち引きという単純な動きがもたらした大発明を長いこと楽しんでいた。
#青空自主保育
  
    

青空自主保育なかよし会

青空自主保育なかよし会は、子どもたち、親たちの仲間づくりをしよう、豊かな鎌倉の自然のなかで思いっきり遊ばせようという趣旨のもと1985年に始まった会です。鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています。潮の香り、土の匂いを全身で感じながら、子どもたちと一緒に鎌倉の四季を楽しんでいます。