日誌抜粋〜雪に大はしゃぎ〜

歩道でガクが立ち止まり、皆で待つけど動かない。女子が手を差し伸べたけれど、その前のやりとりで怒ったガクはだまってにらみつけている。女子たちはガクの気持ちはわかるはずもなく、「もういいや」と興味を失っている。ガクに歩いてもらおうと、相川さんが『むっくりくまさん』を始めてくれたけど動かない。あきらめて皆は歩き始めたけど、ガクはやっぱり動かないので、ミイカと当番母が迎えに行く。みんなは先の車庫でかくれんぼして待ってくれている。反応がないガクに、ミイカはもういいやとみんなのところに走っていってしまって、当番母が手を差し出すと、ガクが握った。よしこのままひっぱっていこうと歩き始めたとき、隠れていたみんながひょこっと顔を出したら、ガクが私の手をぱっと離した。そうかー はずかしい?皆にもっと心配してほしい? ガクには仲間しか見えてなくて、もう当番母にできることなどないんだと実感した。最終的には、皆がドンじゃんけんをやりだしたところに合流。加わったガクに、みんなは「きたー!」と嬉しそうに笑って迎えいれたのが、私も見ていて嬉しくなった。途中雪が降りだすと、みんなうれしくておおはしゃぎ。お互いの髪の毛についた雪を見て大騒ぎする姿が愛らしい。
#青空自主保育

青空自主保育なかよし会

青空自主保育なかよし会は、子どもたち、親たちの仲間づくりをしよう、豊かな鎌倉の自然のなかで思いっきり遊ばせようという趣旨のもと1985年に始まった会です。鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています。潮の香り、土の匂いを全身で感じながら、子どもたちと一緒に鎌倉の四季を楽しんでいます。