日誌抜粋~夏のごちそう

久しぶりの海当番‼︎2年ぶりでルカとは初めてだ。全合同の当番も久しぶりだ。

光明寺から出発すると、まだまだ周りが見えていない小さい組はワラワラと足並み揃わず。そんな中大きい組がさっとやって来て、ぐずるルカの手をサリが繋いでくれたり、コニが危なくないよう目配せをしている。

ママ!と来た道を指差すリツに、貝があったよ!ママにお土産にする?と聞くと、その時ばかりは興味を示し、貝を覗き込む。

波打ち際のみんなの所へ行ってみると、なんとそこにはミニ水族館が。

溜めた水の中には、様々な貝を背負ったヤドカリや、ヒトデがたくさんたくさん動いていた。

浅瀬の波の中から見つけ出し、サリやアミが得意げに捕まえて来てくれる。

ヒトデなんて砂と同じ色で波でよく見えないのにソウタロウも捕まえていた。

こんなに居るのは珍しく、ラッキーだったと思う。

大きい組は海なんてへっちゃらで、知子さんと深い所まで行って波飛びしたりワニになったり楽しんでいる。その中にカイとイサナも混じり、最高の笑顔だ。

私が行くと、イブキが高い波に飲まれた。

思いっきりざぶりと潜ったが、手で水を拭い、楽しそうに笑う。すごい‼︎

はじめぐずっていたエマも気付けば笑顔で波の上を走り回っていた。1歳組も浅瀬で波に触れたり、砂遊びを堪能している。

楽しんだ後のお弁当。きゅうりとピーマンをまわし食べしたが、塩も何もかけていないそのまんまを順番はまだかとかじりつく姿が可愛い。

とてもシンプルだ。

自分達が育てて収穫した野菜。

たくさん遊んで喉が渇きお腹も空いている。

みんなで一緒に食べる。

これ以上のご馳走は無い。

今のご時世、きゅうり一本をご馳走と感じられる感性を持ち合わせた人はどのくらいいるだろうか。

簡単便利、いつでも何でも揃う。

すぐに目につく甘い誘惑。

忙しい毎日。

今一度立ち止まって大切な事は何か考えたい。

野村で小さい組の誕生会。

1ヶ月休んでいたイオリが姿を見せてくれた。

嬉しい‼︎

すっかり背が伸びてお姉さんの顔つきになっている。

ヤマモモゼリーが瑞々しい美しいケーキをみんなで囲む。

また1つみんなとの思い出が増えた。

イサナ、アミ、リツ、おめでとう!

青空自主保育なかよし会

青空自主保育なかよし会は、子どもたち、親たちの仲間づくりをしよう、豊かな鎌倉の自然のなかで思いっきり遊ばせようという趣旨のもと1985年に始まった会です。鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています。潮の香り、土の匂いを全身で感じながら、子どもたちと一緒に鎌倉の四季を楽しんでいます。