日誌抜粋〜仲間のためにできること〜


5月18日(火) 小さい組

けもの道では、アカツキが両足を何箇所も蚊に刺され「かゆいーかゆいー」と、これが長い当番崩れの始まり。イロハが「ハイおくすり葉っぱ」とアカツキによもぎを一枚手渡してきた。痒がるアカツキのために摘んでくれたのかなと想像する。受け取らないあかつき、イロハは私に「はい」とくれた。仲間のために今の自分にできることをやろうとする子どもの純粋さに胸を打たれる(最近こういう感覚が増えている。年でしょうか)。貰ったよもぎを揉んで刺された箇所に擦り付けると、アカツキもようやく歩き出し、その勢いで一気に進むことができた。
(かなこ)
#青空自主保育

青空自主保育なかよし会

青空自主保育なかよし会は、子どもたち、親たちの仲間づくりをしよう、豊かな鎌倉の自然のなかで思いっきり遊ばせようという趣旨のもと1985年に始まった会です。鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています。潮の香り、土の匂いを全身で感じながら、子どもたちと一緒に鎌倉の四季を楽しんでいます。