日誌抜粋〜母ができることとは〜

光明寺から材木座海岸への道でジュリが転んでしまった。アスファルトだったのでヒヤッとした。草履がいつものと違い、足に合っていないようだと当番母と知子さん(保育者)と話した。歩き方を見ているとたしかにそうだった。ジュリの母に草履を替えてもらうようにお願いした。

当番や保育者から、時々服装や持ち物について指摘されることがある。ズボンのすそが長いとか、大きいシャツに変えてとか、伸縮性のある生地にしてとか、リュックが小さいよ、靴が小さいよ・・等。

これらの指摘は、「大きめのTシャツを着ること」などという決まりではなくて、一人一人の子どもを見て、脱ぎにくさや着にくさがあった時に、自分でできない、だから手伝ってもらうではなく、自分でできるようなものを用意することで、「自分でできる!」という経験をしてもらいたいから。

当番や保育者が手伝えばなんとかなることでも、なるべく自分でできるように母が工夫する。

また、自分でできることが増えることで、当番も保育者も、他の子どもたちに目が行き、危険回避などに時間と意識をまわすことができる。

それがなかよし会なんだと改めて思いだした。

青空自主保育なかよし会

青空自主保育なかよし会は、子どもたち、親たちの仲間づくりをしよう、豊かな鎌倉の自然のなかで思いっきり遊ばせようという趣旨のもと1985年に始まった会です。鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています。潮の香り、土の匂いを全身で感じながら、子どもたちと一緒に鎌倉の四季を楽しんでいます。