日誌抜粋〜なかよし会スタンダード

2022/12/8 大きい組

紅葉目当てで獅子舞のほうは人が多いだろうから、と道端で早めのお弁当にした。初冬のライゲンを始めるが、次「かぜのカンコ」のタイミングで、アカツキが「今日かぜふいてないよ」と言い、「そうねえ」と今日はここまで。日が当たると暖かい。

予想どおりにハイカーが多い。立派な登山靴に、登山杖を持った重装備の人々が慎重に坂を上っているところに、Tシャツ短パン、草履の子どもたちが、軽やかに坂を下っていくのが、本当に同じ場所を歩いているのか?と滑稽な感じがして可笑しかった。すれ違う際に必ず草履を褒められるので、子どもたちも得意顔だ。

大人「あら、ビーサンで歩いてるよ!」、アカツキ「ぞうりだよ!」

おじさんが「すべるよー」と言えば、「すべらないよね。こどもはころんでも大丈夫なの」とチカ。

あたたかい時期には水遊びをする川に出ると、レン、アカツキ、サクラ、ヒカリが水遊び。冷たいだろうが、きゃっきゃ言って遊んでいる。レンが水の中に尻もちをついて一瞬泣きそうになるが、すぐもちなおし、着替えのため真っ裸になる。脱いだ服をしまうのをウミホが手伝ってくれた。もう当番の出番なし。ヒカリ、チカも濡れたズボンをはき替える。とにかく早く終えたいヒカリと、道に荷物をひろげて几帳面にやろうとするチカ。着替えの方法は性格が出ておもしろい。

おみせを広げるチカに、時間がかかりそうだと「ウミちゃん手伝ったら」と声をかけると、チカは強い意志でウミホの手伝いを断っていた。

獅子舞の紅葉がとてもきれいだった。これまでは坂を子どもたちと駆け下りていたので、上をみる余裕はなかったけど、今日は最後尾で下から見上げる紅葉を堪能させていただきました。


青空自主保育なかよし会

青空自主保育なかよし会は、子どもたち、親たちの仲間づくりをしよう、豊かな鎌倉の自然のなかで思いっきり遊ばせようという趣旨のもと1985年に始まった会です。鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています。潮の香り、土の匂いを全身で感じながら、子どもたちと一緒に鎌倉の四季を楽しんでいます。