日誌抜粋〜畑で収穫〜

10月3日(木)  
 初の2歳組。
   7人でごきげんに出発…もつかの間、早速コウスケが崩れはじめる。一方でカイトは絶好調!実に楽しそうに皆に声を掛けたり、転んで泣くコウスケを抱き起こして背中に手を添えて歩いたり。ナツメ、カイト、リョウタのポケットはあっという間にどんぐりでいっぱいになった。
  相川さんが倒木を指さして「通れるかなあ?」と問うと、サクラが「くぐれば通れるんじゃない?」としっかり答える。ナツメは道に落ちている大きめの枝を拾っては「台風で折れたんだよ。あぶないから片付けよう」と道の脇によける。カイトも真似して道の障害物を片付けながら歩く。お兄さんになったなあ。  
   あちこちでじゃれ合ったりつつき合う男たちをよそに、コトノとサクラが終始手をつないで女の子らしい会話をしていた。互いの持ち物を褒め合ったり…まだ男も女もないような人達だと思っていたのでとても新鮮だった。 
さすがは2歳組。高い段差もひょいひょい登るし、当番崩れや小競り合いがあっても歩みは速い。でもそれ以上に感じたのは、このメンバーは全員よくしゃべる。会話もあるが、関係ないことを口々にしゃべっている事もしばしばで、面白かった。
  畑に下る道も誰も躊躇せず、楽しそうに足とお尻でずんずん進む。去年この道を歩いた時との差がすごくて、感慨深い。
 畑ではまずミニトマトをとっては口に入れた。コトノがほんのりいろづき始めた大玉トマトをとって皆でかじり始めたら、ドロ、なつめ、サクラもまだ青いトマトを手に持っていたのには苦笑してしまった。 巨大オクラも収穫。そしてにんじんを一人一本づつ抜いて自分のリュックに差し込んで出発。リュックからにんじんの葉が飛び出ている姿がなんともかわいい。
それぞれにんじんを洗ってシートに座る。にんじんの生かじりはにんじん自体の差も大きく、好みが分かれた。

#青空自主保育

青空自主保育なかよし会

青空自主保育なかよし会は、子どもたち、親たちの仲間づくりをしよう、豊かな鎌倉の自然のなかで思いっきり遊ばせようという趣旨のもと1985年に始まった会です。鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています。潮の香り、土の匂いを全身で感じながら、子どもたちと一緒に鎌倉の四季を楽しんでいます。