日誌より(大きい組の活動)

当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。11月12月の活動の様子です。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記またはイニシャルに変えてあります。11月4日…稲刈りの終わった田んぼの土を丸めてお団子にする。さっきまでいた年長の男の子3人が置き土産にしたまるいお団子がきれいに6つ並べてあった。みんな手のひらで上手に丸める。アイカワさんに「まんまるね」と言ってもらえるのを期待して「見て見て」と見せている。…田んぼのわき道でどんじゃんけんぽんをした。その遊びを始めたら、お花摘み女子3人も合流し、子どもたちはルールが今一つわからない様子であったが…入り口広場で11人が手をつなぎ、輪舞を唄った。なんだか、心がホッとする時間であった。…(ノリコ)
11月22日…出発してすぐにヒロキが「できないところがある」などと言いながら泣き出す。橋の下の急坂のことを考えて泣いているらしい。「一人じゃできない」と泣いているが、どんどん皆に抜かされていく。ついにひとりになってしまった。「誰かと一緒じゃないとできない」と木につかまって泣いている。下で遊んでいた中からチトセがお迎えに行く。手をつないでおりる。…谷戸の畑のお野菜の点検。ポカポカ暖かい谷戸の畑で、葉っぱについた虫たちをチェックする。…(ユカ)
11月25日…グランドもまだ雪。真ん中の水溜まりには氷が張っていた。…氷や雪を食べたり、氷を割りながらパリパリと水溜まりの中を走ったり思い思いに楽しんでいる。…アイカワさんが雪だるまを作ろうと誘う。イツキ、ナナコ、アイリが雪の玉を転がしてだんだんと大きくしていく。一つ完成。「次は頭を作りましょうか」チトセも加わり頭が出来た。アイカワさん、目鼻口とは言わず「どっち向きなのかしら」とだけ言う。…今日の絵本は「こめんぶく あわんぶく」…冒頭の「こめんぶくのお母さんは、こめんぶくの小さい時に死んだ」の言葉に子ども達、ちょっと驚く。ストーリーはシンデレラの日本版。長い話しにも皆集中して聞き入っていた。…(ヒロミ)
12月6日…大声で後方のアイカワさんにちゃんと確認した。「今日はお母さんたち、大変な方は行きたくないんだって」とアイカワさん。それだけを聞いて「じゃあこっちだ」と、ちゃんとハイキングコースを選んだラン、ハナ、アオイ。…大平山頂上に到着。「鎌倉で一番高い所」と表示があった。皆はフェンスに登り景色を見ようとする。…銀杏がたくさん落ちていて「くさーい」と子どもた。「銀杏は茶碗蒸しにはいっているんだよ」と言うヒロキに、観光客のおばさんが「すごいわねー。よく知ってるわねー」とお褒めの言葉。得意顔のヒロキ。混雑する道で足元がぬかるむ中、マイペースに話しながら先に進む子どもたち。…(ユウコ)

青空自主保育なかよし会

青空自主保育なかよし会は、子どもたち、親たちの仲間づくりをしよう、豊かな鎌倉の自然のなかで思いっきり遊ばせようという趣旨のもと1985年に始まった会です。鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています。潮の香り、土の匂いを全身で感じながら、子どもたちと一緒に鎌倉の四季を楽しんでいます。