日誌より(小さい組の活動)

当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。4月・5月の活動の様子です。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記またはイニシャルに変えてあります。4月6日(木)桜がきれいだったので公園でお花見からスタート。リュウセイとガクとミイカがじゃれあいながら歩いている。ミイカは長い間泥を丸めて、きれいなまんまる泥団子をつくった。家で、ごはんでもポテトサラダでも団子にして食べるので、母はどうしたものかしらと悩んでいるが、ここで力が発揮されるとは。みんなで崖滑り。ラクとミイカがどんどん滑ると、ヤマト、ナツミも登る。リュウセイはしばらくしゃがんで見ていたが、保育者に誘われてリュックを背負ったまま崖すべり。ラクとガクが、崖の手前でナツミに「だめー」と両手を広げて通せんぼ。ナツミは一度は母のところに戻るも、すぐ、立ちはだかる二人の脇をスーッとぬけて崖を登った。(アキコ)
4月14日(金)桜吹雪が舞う暖かい日。初めて母と離れるエミとテッペイ。車から降りると泣いていたテッペイも山道に入ると泣き止んだ。エミは先頭でお尻滑りをしながら下りていく。コウちゃんは母と手をつなぎならか下りる。エミ、コウくん、テッペイは先に下に着き、スイバを食べ、泥遊び。コウちゃんはお腹が空いたのか、スイバを美味しそうに2本食べる。その頃、コウくんは座り込んで鳥の鳴き声、石、葉っぱなど興味深々。崖に着くと、テッペイは軽々と崖に登り、勢いよく滑ってくる。他の3人も時々手を借りながらも、初日より上手に滑れるようになった様子。食べ終わった子から裸になり川へ。川を往復したり、枝を持ってバシャバシャ。帰り道、保育者がてんとう虫を見つける。積極的に触ろうとする子や、手を叩いて喜んでいる子。その様子をじっと見ている子も。(ミキ)
5月2日(火)ヤマトとナツミが泣いているのにつられて泣き出すエミ。それでもヤマトの靴が脱げると、たどたどしくも履くのをお手伝い。最後は二人でにっこり笑顔になる。小さなありに夢中になる虫探し名人のコウくん。見つけると嬉しそうに「あっあっ」と教えてくれた。水路の落ち葉を書き出すと、ひょっこり顔を出したのがサワガニに赤ちゃん。母の手の中の小さなサワガニを、みんなで仲良く順番にツンツン触る。大豆ぐらいの大きさで、左右に素早く動く姿にテッペイは「おぅおぅ」と大興奮。崖下でコウくんがコユキにぎゅーっとされて大泣き。いつもより強い力加減に保育者が仲裁し、今度はコユキが泣き出した。ようやく泣き止んだコユキに、テッペイが腐れかけた木の端を頭にグリグリする。またコユキが泣き出した。母には本当の兄弟の争いのようにみえた。今の社会には薄れてきた感覚かもしれない。(ミホコ)

青空自主保育なかよし会

青空自主保育なかよし会は、子どもたち、親たちの仲間づくりをしよう、豊かな鎌倉の自然のなかで思いっきり遊ばせようという趣旨のもと1985年に始まった会です。鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています。潮の香り、土の匂いを全身で感じながら、子どもたちと一緒に鎌倉の四季を楽しんでいます。